学校評価

令和4年度 学校自己評価(報告)

令和3年度 学校自己評価(報告)

学 校 運 営 計 画
学 校 運 営 方 針

地域に立脚しつつ地球的視野で活躍できる人材の育成

(1)生徒から信頼される指導

(2)社会に貢献する人材の育成

(3)保護者・地域から信頼される学校づくり

生徒や保護者、地域からも選ばれる魅力ある学校づくりの推進

生徒への指導体制を確保しながら学校業務の見直しを図る

昨年度の成果と課題今年度の重点目標具体的目標

<成果>

・年度初めの休校により新学期のスタートが遅くなったものの、概ねA評価であった。今年度も、新しい生活様式を取り入れながら、教育目標である地域に立脚しつつ地球的視野で活動できる生徒の育成及び目指す生徒像達成のための取組をさらに充実させた。

・各種学校行事をとおして、自己理解や自己分析を深めさせるとともに、6年間をとおした計画的、継続的な進路指導を進めることができた。

・生徒指導研修や授業改善研修等をとおして、職員の意識高揚を進めることができた。

<課題>

・各部会、教科、学年等の具体的方策について、令和4年度はさらに生徒の成長が具体的に見えるように評価の観点を検討し、実践する。

・ICT機器を活用して生徒の学力向上と進路希望の実現のために、授業改善をさらに進める。そのために、各種研修や研究会へ積極的に参加する。

・生徒の人権を尊重し、自主性と自律を促す生徒指導の充実を図るために、校内研修の充実と、学校行事等の目的を明確にするなど意識付けを行う。

○学習指導に対する生徒の信頼と安心の確立

・授業内容の充実

・一人一人の授業改善ときっかけづくりや工夫

ICTの活用

 ○生徒、保護者の希望を叶える進路指導の充実

・国公立大学進学率50%

・医学部医学科等難関大学10名合格

 ○生徒の人権を尊重し、自主性と自律を促す生徒指導の充実

・あいさつ励行

・生徒の自主的な活動による規範意識の育成

・中途退学者0、いじめ見逃し0、問題行動0

 ○個性、人間性、体力の育成、社会貢献の意識高揚

・全校ウォーク、つくば科学の旅、種子島修学旅行、海外研修旅行等、ねらいを意識した体験活動の充実

・学校行事の見直しの推進

・学校業務の再整理と業務平準化の実施

重点目標具体的目標具体的方策評価

教務部

学習指導に対する生徒の信頼と安心の確立

6年間一貫した計画的な学習指導を行う。

全教科で6年間一貫したシラバスを作成し、学校全体で計

画的な学習指導を行う。

 基礎・基本の着実な定着と学力向上のための諸条件を整備する。授業時数を確保する。 
  

基礎・基本の達成率を測る方法の改善と、未達成な場合の

手立てを改善する。

  
  前期課程における基礎学力診断の方策について検討する。  
  

進路指導部と連携し、大学入学共通テストを見据えた取組

の調整を図る。

  
 授業内容の充実を図る。

教科内、または教科を越えて、評価方法、授業改善、IC

T活用の工夫について教員間で情報交換を行う。

 
 総合的な学習・総合的な探究の時間の計画的な運営を図る。学校行事、各学年行事、各種講演会を軸とした総合的な学習・総合的な探究の時間を実施できるように調整する。 

生徒

指導部

自主・自立を確立するための支援・指導の充実

社会規範を理解するとともに、自分の言動に責任をもち、主体的に考え、判断し、行動することができる生徒を育成する。公共の場におけるマナーや交通ル-ル、場に応じた服装について年間をとおして指導する。また、全校集会などの折に、学期に1回以上指導する場を設ける。
  マナーの基本としてのあいさつを励行するために、生徒みずから主体的に考え、活動する場を設ける。  
  いじめ見逃し0を目指して、生徒みずから主体的に考え、活動する場を設けるとともに、職員の校内研修も拡充する。  
 生徒会活動など学校生活の様々な場面で仲間を尊重し、他者に対する想像力をもって行動できる生徒を育成する。個々が活躍できるような活動の場面を設け、生徒の自己肯定感の涵養に努める。また、事後の評価や振り返りによって学びを深めるとともに次の活動への意欲を喚起する。 
  生徒会の諸活動では、集団の中で仲間とともに企画・実行し、他者と協力して活動する力を身につける。それとともに、自ら課題を見つけて主体的に解決する能力を育てる。  
  縦割り班活動を通じて、集団の一員として行動する中で、他者への想像力や共生の精神を育む。  

進路

指導部

生徒の進路実現に向けての、進路指導の充実

生徒の進路実現に向けて、生徒の学力向上に努力する。共通テスト受験者100%5(6)-7(8)受験者100%を目指し、校内平均点が全国平均点を上回るような学習指導を行う。
  4・5年生の週末講座等を利用して進研模試の事前事後の指導を年3回行い、生徒に具体的な目標を設定させる。  
  6年生において生徒の進路に応じた課外講習を設定し、計画的に実施する。  
  前期課程においてデイリーライフ、スタディプランを利用し、生徒の学習習慣と生活リズムを把握し、個々に応じた指導を行う。  
 生徒の進路実現に向け、情報を共有する。模試成績についての情報提供を速やかに行い、学年・教科で検討できる環境を整える。 
  進路指導部会を定期的に行い、情報の交換とノウハウの伝達を密に行い、その内容を教職員で共有できるようにする。  
  学年便りや学年PTAの場で、生徒の学習課題、模試成績、進路情報についての情報共有を保護者に対して行う。  
  6年生個々の生徒について、進路志望と模試成績、共通テスト成績について意見交換できる検討会を年3回実施する。また、成果と課題を職員間で共有する機会を設ける。  

保健

環境部

 心身の健康の保持増進と校内安全管理を図る。

心身ともに健康な学校生活を送ることができる。 健康の自己管理能力の向上と、心身の健康の保持増進を図る。
  心の問題を抱える生徒の早期発見・早期対応に努める。  
  前期課程の学校給食について、食についての理解を深め、食に関する指導の充実を図る。  
 安全で安心な学校生活を送ることができる。

安全についての知識・技能を習得し、日常の様々な危険に対して、適切な判断・行動ができるように実践的な態度や能力を育成する。

地震及び火災発生を想定し避難訓練を年1回実施する。

 
  

校内の安全管理に留意し、事故やけがの防止に努める。

校舎の安全点検を年2回実施する。

  

国語

表現活動等を通じて、言語運用能力の育成を図る。

国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。

【前期生】

①授業内で生徒同士の対話的な学習や、作文やプレゼンテーションなどの表現の機会を積極的に取り入れることで、思考力・判断力・表現力の伸長を図る。

②年3回実施する漢字検定において、各学年で目標級を定めて学習を奨励することで、漢字・語彙力の育成を図る。

③生徒全員が文芸作品を創作し、大会に出品することをとおして、言語感覚を養う。

 国語を適切に表現し的確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を伸ばし、心情を豊かにし、言語感覚を磨き、言語文化に対する関心を深め、国語を尊重してその向上を図る態度を育てる。

【後期生】

①授業内で生徒同士の対話的な学習や、作文やプレゼンテーションなどの表現の機会を積極的に取り入れることで、思考力・判断力・表現力の伸長を図る。

②漢字・語彙・古典知識等の小テストを行う。

③小論文模試・小論文講習会を行う。

  

【6年】

①放課後講習・長期休暇特別講習・受験直前講習を、年間をとおして実施する。

②大学入学共通テスト国語(現代文のみ解答を除く)の校内平均得点率が全国平均の1.1倍を超えるよう指導する。

  

社会

社会科学思考力を育成する。

社会問題に関心を持ち社会科学的思考力を身につけさせ、問題解決能カの育成を図る。地歴・公民各教科の繋がりを意識させ、授業において新聞を月1回以上活用して、国内や世界で起きている様々な事象の原因について考察し、グローカルな視点を構築できるようにする。
  進路目標実現のために朝テストや放課後補習等を行い、大学入学共通テストや二次試験等に対応できる力を身につけさせるとともに大学入学共通テストでは全国平均点以上を目指す。  

数学

数学的な見方、考え方を働かせ、数学的活動を通じて、数学的に考える資質・能力を育成する。

基礎学力の定着を図り大学入試に向けた実力を育成する少人数クラスのメリットを活かし、きめ細かくわかりやすい授業を行う。
  数学検定において1、2、3学年でそれぞれ5級、4級、3級の取得を目標に据えて受検を勧め、受検率を80%以上にする。  
  年3回実施する模試にあわせ、既習内容の復習を行い、発展・応用力の育成を図る。  
  家庭学習の習慣化と授業内容の定着させるために週1回以上適宜課題を課し、提出率80%以上をめざす。  

理科

自然の事物・現象に進んで関わり、それらを科学的に探求する力を育成する。

論理的な思考力に基づき、理科の現象について理解できる力を育成する。高大連携あるいはこれにかわるものについて、事業の継続発展のため、年4回実施する。
  実験や演示を取り入れ、興味・関心を引き出し、理解を深める。関連した内容の演習を行い、学習内容の定着を図る。  
  論理的な思考力の育成の結果として、共通テストや個別入試問題に対応できる学力を養成する。その目安として共通テストが全国平均点を越えるように指導する。  

英語

 言語能力を育成する。

英語が使える生徒を育成する。6か年指導計画に基づき一貫した段階的指導を行う。
  CAN-DOリストによる学習到達目標の明示と評価を行う。  
  ICTを効果的に活用し、生徒の理解を助ける授業を行う。  
  地域の抱える課題から国際情勢まで、様々な事柄に対して問題意識を持たせ、解決する思考力と表現力を育てる。  

音楽

音楽の聴体験や演奏・表現をしていく中で、感受性を育成していく。

工夫して音楽を表現する力を育成し、作品の魅力を感受する感性を高める。歌詞の意味や音楽を形づくっている要素を知覚させ、工夫した音楽表現へ結び付ける。
  発声練習や音の読み書きなど、基礎的な練習を毎時間行う。  
  各作品を様々な視点(音楽的要素・作曲の背景・作曲者の生涯など)からアプローチし、作品の魅力を感受する能力を高める。  

美術

生活の中で、美術的要素に目を向けられる力を育成す

る。

作品をつくり、鑑賞する面白さを体験させる機会をつくる。デザイン、色彩、用具の扱いなどの基礎的な力を身に付けさせるための実習を行う。
  作品のアイディアをたくさん出させ、発想力を高める。  

保健体育

生涯スポーツという概念もと、楽しく、健康に運動に親しむ。

基礎体力の向上を図り、健やかな身体を育成する。毎時間ランニング、学校体操等の準備運動を行う。
  年1回体力テストを行い、各学年で全国平均点を上回るようにする。  
  計画的に保健や体育理論の授業を行い、運動・健康に関する知識を深める。  

技術家庭

問題解決能力を育成する。

身近な生活の中で生かされる技術を身に付ける。ものづくりを通して、技能を習得させる。
  快適な生活を送るための意識を高める。  
  調理実習を年間4回実施する。  

情報

情報活用能力を育成する。

情報モラルに対する意識を高める。授業時数の半分以上を実習とし、コンピュ-タの基本操作を身に付ける。
  パワ-ポイントを使用したプレゼンテ-ションの実施、評価を行う。事例集を使用し、情報モラルを身に付ける。  

1学年部

燕中等生として、学習規律を確立させる。

学校生活の基盤となる学習・生活の習慣や態度を身につけ、意欲的に学校生活を送る生徒を育成する。デイリーライフ等を活用し、適切な学習習慣・生活習慣の確立のための支援を行う。
  生徒同士が良好な関係を築くための活動や支援を行う。(互いを認め、高め合う集団の育成。不適応や問題行動、悩みを抱える生徒への親身な対応。)  
  何事にも前向きで、目標に向かって粘り強く取り組むことのできる生徒を育てる。  
  年間の諸活動を通して、社会的視野を広げるとともに、自己理解を深め、進路選択への基盤を作る。  

2学年部

基礎学力の向上とより良い友人関係づくりを図る。

基礎学力の定着を図るとともに、自他の良さを大切にしながら、良好な人間関係やより良い集団を築こうとする態度を育成する。すべての生徒が学習に向き合えるように個に応じた支援を行うとともに、生徒の学習意欲を高める授業を実践する。
  職場体験学習と修学旅行を軸にして、つながりのあるキャリア教育を実践する。  
  生徒が意欲的かつ主体的に諸活動に取り組む態度を育成するための支援を行う。  
  挨拶、時間意識、コミュニケーション力を中心とした生徒の社会性の向上を図るための指導を継続的に行う。  

3学年部

進路意識の向上を図る。

意欲的かつ主体的に学習や諸活動に取り組むとともに、将来の生き方や進路に関して現実的に探究する態度を育成する。生徒が意欲的かつ主体的に諸活動に取り組む態度を育成するための授業実践や支援を行う。
  職場体験学習、修学旅行および大学見学、学習合宿を軸として、後期課程に向けて進路意識を高めるための指導を行う。  
  前期最高学年としての自覚をもたせ、責任感や社会性等を高めるための指導を行う。  
  週1回朝テストを実施し、基礎学力の定着と学習に対する意識の向上を図る。  

4学年部

後期課程のスタートをスムーズに行わせる。

生活習慣および学習習慣を確立させ、進路意識の向上を図る。授業第一を掲げ、基礎学力の充実を目指す。家庭学習のさらなる習慣化を図る。課題の提出を着実に行わせる。
  各種模擬試験や週末講座、長期休業中の講習を活用して、大学入試および共通テストに向けた実践力を育成する。  
  手帳を常時活用させ自律的に生活を送るようにさせる。個々の生徒の状況の把握に努める。  
  進路講演会の開催や、大学説明会を通して進路意識の向上を図る。教育相談を通して文理選択を支援し、進路目標を明確にさせる。  

5学年部

学力と進路実践能力の向上を図り、主体的に活動する生徒を育成する。

確かな学力の定着と進路実現に向けた実践力を向上させ、集団活動において主体的に活動する生徒を育成する。確かな学力の定着と進路実現に向けた実践力を向上させ、集団活動において主体的に活動する生徒を育成する。
  主体的に学校生活に取り組めるよう、個人手帳を常時活用させる。  
  主体的な進路選択、進路実現に向けての計画と実行ができるよう、面談や様々な進路学習の機会を通じて支援する。  
  学校行事で中心的役割が果たせるよう、リーダーシップと協調性を育成する。  

6学年部

学力を養成し、生き方を主体的に選択させる。

基礎力・実践力ともにそなえた確実な学力を養成する。

生き方を主体的に選択し、実現できる人格を育成する。

授業第一を掲げ、基礎学力の定着と学習習慣の充実を図る。
  各種模擬試験や講習を通じて、進学に必要な実践力を養成する。  
  自己理解、主体的な進路選択、進路実現に向けての計画と実行ができる人格の育成を目指し、教育相談や進路講演会、小論文指導などの機会を通じて支援する。  
  最上級生として学校行事で中心的役割を果たすよう、協調性とリーダーシップの育成を図る。  

その他

家庭や地域との連携を図り充実した教育活動を展開する。

情報の積極的な発信を図る。ホ-ムペ-ジの内容を充実させ、月2回以上は更新する。
  学校だよりを毎月1回は発行する。  
  学校行事への保護者・地域住民の参加者数が前年度を上回るよう広報活動を積極的に行う。  
  家庭や地域と連携し、教員の働き方に対して理解してもらうとともに、教育活動について、保護者や地域の方々の意見を聞く機会を設ける。  
 正しい知識に基づき、偏見を排除する精神を養う。(「人権・同和問題についての正しい知識と、差別を許さない信念を育成」)「生きる」の活用や各教科において同和問題を中核とした人権の学習を行う。 (人権教育、同和教育強調週間で「生きる」を用いた授業を1回以上実施する。) 
  

一人一人を尊重する学級経営を推進し、人権意識を高める。

教科学習や講演会等を利用し、人権意識を高める。

  
成果

総合評価

【教務部】・授業や業務におけるICTの活用について、機器の整備を迅速に行うとともに、

 活用方法について教員間で情報共有することができた。

・コロナ禍における臨時休業を3度経験したが、授業時数の確保について調整をはかることが

できた。

・コロナ禍においても安全に音楽発表会を実施するなど、必要な学校行事の実施に向けた工夫

ができた。

・分掌内で役割分担を明確にし、こまめな授業変更を行うことに努め、業務の負担と授業実施

のバランスをとることができた。

【進路指導部】

・キャリアパスポートも後期生も運用し、学校全体で開始できた。

・コロナ禍で職場体験など例年実施している行事が実施できない中、職業講話や工場の祭典、

企業訪問を実施することができた。また、各学年で進路講演会を実施した。これらを通じ

て、生徒の進路意識向上に努めることができた。

・前期生では、一年間の生徒の変遷を見取ることができるように、今年度から年間一冊でデ

イリーライフを活用した。また、学習課題を紙で配付していたものを、google classroomで

の配信に変更した。

【生徒指導部】

・コロナ禍の中、多くの行事の中止や変更されたが、可能な限りの対策を講じながら体育祭、

文化祭や夏季球技大会などを開催し、生徒の成長・活躍の場を確保することができた。

・「SNS教育プログラム」や「SOSの出し方に関する授業」を各学年が計画的に実施した。

・生徒会誌を創刊発行し、次年度以降も継続できる形に整えた。

・生徒指導職員研修では、スクールロイヤーやスクールカウンセラーなど、専門家の協力を得

ながら、効果的に実施することができた。

【保健環境部】

・特別支援教育推進委員会や不登校対策委員会と連携して、様々な困難を抱える生徒の対応を

実施した。

・スクールカウンセラーの相談日数を増やし、心の不調を抱える生徒が利用しやすい態勢を整

えた。

・生徒理解の会を通じて、全職員で生徒情報を共有できた。

・コロナ禍が継続する中でも、全校での避難訓練を実施することができた。

【国語】

・作文・スピーチ指導に力を入れたことにより、多くの入賞者を出した。

・漢字検定を積極的に奨励し、語彙力の向上を促した。

・すべての教員が対話を取り入れた授業を行うことで、多くの生徒が自分の意見を明確に伝え

 る技術を身につけた。

・Chromebookの活用方法を模索し、国語科におけるICT教育のあり方について検討した。

 

【社会】

・コロナ禍の中であっても、授業をある程度進めることができた。

・朝テスト・放課後補習は計画的に継続して行うことができた。

・ICTを活用した主体的・対話的で深い学びを目指した授業を実践することができた。

【数学】

・コロナ禍においても計画的に授業を進め、復習や演習の時間も確保することができた。

・ICT機器の活用方法を模索し、実践ができた。

・昨年度に比べ3年生の数学検定受検率が上がった。

【理科】

・5年文系生徒に対して、夏期講習・冬期講習・放課後講習を活用し知識の定着を図ることが

できた。

・電子黒板、iPad、Google ClassroomなどのICTを活用し、主体的・対話的で深い学びを実

践することができた。

【英語】

・Can-Doリストの目標達成めざして指導し、概ね計画通りに学習を進めることができた。またコロナウイルス感染対策のために活動の制限がある中で、6カ年指導計画にある活動のうち、各学年でICTを活用しながら実施することができた。

・ディベート(5年)、スピーチ(4年・5年)、弁論(3年)など、校外各種コンテストにも複数名生徒が参加し、学年を牽引する生徒の養成を図った。

・英語検定、GTECアセスメント(3年・4年)、オフィシャル(5年・6年)など、検定試験に積極的に挑み、英語力を数値で客観視する機会を持たせた。

【音楽】

・毎回の授業で、呼吸法や発声練習をする事により、腹式呼吸が身に付き、歌唱やアルトリ

コーダーにおいて、ふくよかな声や音色が出せるようになった。

【美術】

・美術の様々な分野の実習を取り上げ、広く美術の世界を体験させることができた。汚れてき

た机などを整備することができた。

【保健体育】

・新たに集団行動発表会を企画・運営した。身体技能や体力の有無に関わらない活動として学びを深めることができた。

・新型コロナウイルスの感染対策を確実に実施しながらの体育授業を展開することができた。

【技術家庭】

・長期の計画が立てにくい状況であったが、該当分野を終わらせることができた。

・タブレットPCを活用した授業を取り入れることができた

【情報】

・エクセルの関数を組み込んだ表の作成を体験し、データの処理や分析がスムーズに行える。

・相対参照、絶対参照を理解する。

 

【1学年】

・コロナ禍で、毎年行っていた筑波の研修旅行に行くことができなかった代わりに、仙台・福

島の宇宙・科学関係施設等を訪問し、生徒の宇宙・科学の関心を高めることができた。

・積極的にICTの活用を取り入れた授業を行った。

【2学年】

・定期考査の補習、休暇後の課題点検と指導、継続的な課題指導等、基礎学力定着のための学

習指導・支援を実施した。

・個に応じた丁寧な生徒指導と個別相談・保護者連絡を行った。

・生徒指導上の諸問題の未然防止、拡大防止のための職員間の情報共有と指導体制を確立する

ように努めた。

【3学年】

・大学見学や修学旅行を軸とした、進路意識を高めるための指導の実践し、キャリア教育の充

実に努めた。

・学習計画表の「質問欄」の活用や、希望者講習等を実施することで、学習支援をし、主体的

な学習態度の向上に努めた。

・総合学習や日常の連絡などの場面でICTの活用機会を多く設定し、学年生徒の情報処理能力

の向上に努めた。

・丁寧な生徒指導と保護者連絡、職員間のこまめな情報共有を心がけた。

【4学年】

・教育相談や大学研究、学部研究を通して、進路意識の向上を図り、進路学習に努めた。また、

一人一人の生徒の進路実現のために、進路相談を充実させ文理選択の支援を行った。

・コロナ禍により、東北大学へのオープンキャンパスが行えなかったが、夢ナビ講義を活用し、

学問体験、大学の講義を体験する機会を設け、進路実現への意識を高めた。

【5学年】

・コロナ禍の中、学習合宿や国内研修旅行を実施し、進路への意識を高めることに努めた。

・高等学校弁論大会(最優秀賞)、英語スピーチコンテスト、英語ディベートコンテスト、理

数トップセミナーなど外部大会に積極的な参加を促し、個々の生徒の可能性を広げることに

努めた。

【6学年】

・コロナ禍の中、飛燕祭をやりとげて協調性とリーダーシップを育成できた。また授業や講習、模試などの回数もほぼ計画通り確保でき、学力の伸長を果たせた。

令和3年度 学校自己評価(報告)

様式第6号の11 その2

学番中等3新潟県立燕中等教育学校

令和3年度 学校関係者評価(報告)

学校関係者からの評価・意見等

令和3年度第2回学校評議員会(令和4年2月24日書面開催)において、学校関係者から本校の進学に対する取組と成果や、保護者学校評価結果の内容、生徒の授業や課外活動の成果などについて、「大いに評価できる」という評価をいただいた。いただいた意見や今後の改善方策を以下に示す。

1 令和4年度入学者選考検査合格者75名中、50%以上が燕市内からの生徒が占めており燕市内の保護者

 の認知度が高まっているのではないか。

 → 燕市内の保護者、地域の皆様から、学校や教育活動の理解が深まっているように感じる。地域の期待も大きく、教育目標である「地域に立脚しつつ地球的視野で活躍できる人材の育成」を目指し、地域の期待に応えられるよう努める。

2 燕市主催のスピーチコンテスト「Jack&Betty」や「羽ばたけつばくろ」に積極的に参加していただき、

 感謝している。今後も燕市の事業に協力願いたい。

 → 今後も燕市の事業について周知するとともに、協力と参加を促していく。

3 11期生の現時点での進学状況を見ると、先生方が熱心にかつ丁寧に指導されていることがわかる。

職員全員で、生徒の特性を見て進路指導をしている結果ではないか。

 → 生徒の入学時における進路希望が実現できるように、今後も6年間を見通した教科指導等を職員全員で取り組んでいく。

令和3年度 学校関係者評価(報告)


※「自己評価の結果の内容が適切かどうか」
    「自己評価の結果を踏まえた今後の改善方策が適切かどうか。」
    「学校の重点目標や自己評価の評価項目等が適切かどうか。」
    「学校運営の改善に向けた実際の取組が適切かどうか」
       などを評価する。

様式第6号の11 その3

学番中等3新潟県立燕中等教育学校

令和3年度 学校自己評価表(報告)

学校運営実施報告
重点目標学校関係者評価を踏まえた次年度の主な課題と改善策
○学習指導に対する生徒の信頼と安心の確立

〇中高一貫教育の実践と研究

コロナ禍の中、本校の教育目標に沿った教育活動を展開することに努めた。1年生は「宇宙科学の旅」、昨年度実施できなかった3年生は「北陸への修学旅行」での民泊体験、5年生は「オ-ストラリア海外研修」に変わり「九州国内研修旅行」での英語研修の実施と、可能な範囲で取り組んだ。次年度は、6年生の「大学受験」等、さらに成果が上げられるように努力していく。また、体験学習や探究学習などと関連づけながら、本校の教育目標に沿った教育活動を展開し成果を上げていく。

○生徒、保護者の希望を叶える進路指導の充実

〇知的好奇心の啓発と進路実現

年間をとおし研究授業を行い、「知的好奇心を高める活動」を保護者や地域住民に伝えてきた結果、本校の教育活動が地域に受け入れられている。学校だよりやホームペ-ジを活用し、さらに情報発信に努める。前期課程では、総合的な学習の時間を中心に進路を考えさせる指導を、後期課程では、年間を通じ一人一人の進路実現のための具体的な指導を実施した結果、個々の生徒が目的意識を明確にして、学習に取り組んでいる。 今後も、生徒一人一人の目標が達成できるように丁寧に指導していく。 

○生徒の人権を尊重し、自主性と自律を促す生徒指導の充実

〇人権教育を基としたすべての教育活動の実践・省察

具体的には、主に、中途退学者0、いじめ見逃し0、問題行動0に向けて取り組んだ。

引き続き、人権意識、道徳心、倫理観、社会規範、公共性を育むこと、アイデンティティーや自己有用感を高めながら他者と協働し社会形成に貢献する人材を育成することを、授業、特別の教科道徳、特別活動、学校行事及び課外活動等の学校生活、並びに家庭学習や生活等を含め、燕中等のすべての教育活動の基本とする。

○個性、人間性、体力の育成、社会貢献の意識高揚

〇地域と初等・中等教育の活性化と相互交流の推進

授業公開や研修会や行事を広く地域や周辺の小中学校・高校に発信し、交流を図ってきたが、相互交流にまで高まっていない。改善に向けて、地域の関係団体、市や小中学校・高校の管理職にさらに働きかけ、一層の相互交流ができる環境づくりに努める。また、燕市の数学担当者会等を活用し、交流を深めていく。 授業公開週間を設ける等、地域の方に本校の授業での生徒の様子や教員の指導を見ていただき、授業改善に努める。

〇グローバルな人材の育成を目指した体系的な教育活動の実施

教育目標に基づき、6年間をとおした全ての教育活動で、グロ-バルな人材育成を進めてきた。 グロ-バルな人材の育成の視点を再度確認し、明確にして全職員で共通理解ができる校内体制をつくり、指導を推進する。グロ-バルな人材育成のための外部との連携を多くもち、 外部の専門機関との連携を強化し、ともに行動できる環境づくりに努める。